

屋根・外壁塗装とは、屋根や外壁の塗装を塗り直すことです。塗装の塗り直しは住宅のイメージチェンジだけでなく、防水性など住宅性能の向上にも繋がります。
塗り替えの目安は8年〜15年と言われています。なぜなら、このタイミングで塗膜のひび割れなど塗膜の劣化が見られるようになるからです。塗膜の劣化を放置すると、住宅素材の劣化まで引き起こしてしまい、お住いに与えるダメージも非常に大きいものになります。
耐用年数が経過してしまうと塗料が本来持つ保護効果を失ってしまいます。そして、屋根や外壁は外から大きなダメージを受けることになるのです。屋根の塗料の耐久年数は6〜8年、外壁塗装は8〜15年といわれています。すでにこの耐用年数を超えてしまっている方もいるのではないでしょうか。

塗膜は雨水の侵入を抑える働きがあります。塗り替えを行うことで塗膜の機能が回復するため、雨漏りのリスクが格段に減るのです。また、サビの防止効果も期待できます。塗装をする前に鉄部分のサビや汚れをヤスリで取り除くため、サビの発生を抑えることが可能です。

断熱塗料や遮熱塗料を使用することで、断熱性を高めることもできます。断熱塗料や遮熱塗料を使うことで下記のような効果を得ることができるでしょう。


新築から8年経過した人におすすめです。外壁や屋根の塗り替えのタイミングは8〜15年といわれています。このタイミングを逃すと素材の劣化がはじまる可能性があるため、検討したほうが良いです!

機能性のある塗料へ変更したい人におすすめです。断熱・遮熱・低汚染など塗り替える塗料によってさまざまな効果を得ることができます。例えば、断熱塗料や遮熱塗料に塗り替えれば、断熱性の向上や光熱費の節約が可能です。また、低汚染塗料を使用すると汚れづらく、きれいな外観が長続きするという効果を得られるでしょう。
屋根・外壁塗装の流れ
現地調査・打合せ後に作業開始!
屋根修理方法を特定させるために、現地で、目視調査、散水調査、解体調査、赤外線サーモグラフィー調査、ファイバースコープ調査などを行い、作業内容を決定します。
高圧洗浄
ファーストステップは高圧洗浄です。汚れた状態のまま塗装をしてしまうと剥がれ・ひび割れの原因になります。150kgの高圧水流で洗浄をすることで多くの汚れを取り除き、長持ちする塗装の実現ができるでしょう。

縁切りとケレン
次は縁切りとケレンです。縁切りはタスペーサーを使用し、適度な隙間を作ります。また、棟板金のケレンを行うことで、サビや汚れを取り除くことが可能です。

プライマーで下塗り
棟板金に錆止めを塗ったり、プライマーを使用して下塗りをしたりします。プライマーを使用することで、遮熱効果などを期待することが可能です。

中塗りと上塗り
アレスクールを使用して中塗りと上塗りをします。上塗りが終了したら、すべての工程が終了です。
屋根・外壁塗装の工期や費用の目安
部分外壁塗装
29,800円~/㎡ ~
建物によって足場が必要になったり、工事内容が異なったりするため、それぞれの住宅で工期は異なります。

屋根・外壁塗装についてのよくある質問

なぜ定期的に家の塗装を行う必要があるのですか?
A.建物の内部に水が入り込まないようにするためです。
建物を定期的に塗装するのは、カラフルな色で美観をつくりだすと同時に、雨水が建物の内部に入り込み、その水分で柱や梁が腐食してしまうのを防ぐためです。このメンテナンスを怠ると建物の内部に水が回り込み、柱や梁が腐食し傷んでしまいます。そのため定期的な外装メンテナンスが必要となります。

塗装工事を行う季節はいつ頃がよいですか?
A.ほぼ1年中工事は可能です。
大きく施工期間が変わることもありません。それぞれの季節でメリット・デメリットがあります。

外壁塗装や屋根塗装でどんな塗料を選んだら良いですか?
A.塗料の違いで最も注目していただきたいのは耐久年数です。
この家をあと何年もたせたいのか?次のメンテナンスは何年後に予定するのか?そこから逆算して使う塗料を選ぶことが重要です。値段の違いの多くもこの耐久年数によるものが多いです。安い塗料は耐久年数が短く、短スパンでのメンテナンスが必要になります。

工事中は窓は開けられないのですか?
A.2~3日は開けられなくなると思いますが、できるだけすみやかに工事を終わらせるように努力します。
塗り替え工事に付き物なのは窓の養生で、家全体をビニ-ルで包んでしまうので密封されてしまいますが、なるべく窓を開けられるような養生をしたり、半分ずつ工事を進める(南と東面・西と北面に分けて施工)などなるべく通常の生活をできるように心かけています。