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雨樋の劣化が雨漏りを誘引する!梅雨前におさえておきたい雨樋の基礎知識

今年のゴールデンウィークは、世界中で猛威を振るっている新型コロナウィルスの影響もあり、自宅待機を余儀なくされてしまった…という方が多いことでしょう。致し方ない事とは言え、できるだけ早くこの状況が改善されることを私たちも祈っています。

このところ、テレビニュースなどは連日コロナウィルスの報道ばかりですし、自宅待機が続いていることから、季節の移り変わりを無視しがちになっていることだと思います。しかし、GWが終われば次に来るのは1年で最も嫌な季節である『梅雨』です。梅雨は、連日雨天が続くことで、どことなく陰鬱な気分になる季節なのですが、さらに夏に近づくことで気温も上がり、ジメジメして本当に嫌いな季節だ…という方も多いことでしょう。この梅雨時期は、とにかく過ごしにくい季節だということが注目されることが多いのですが、屋根の専門業者からすると、雨漏りが急増する非常に厄介な季節だというイメージが強いのです。

毎日のように続く雨によって、住宅の小さな劣化部分から水の侵入を許してしまい、雨漏りしてしまうことも多いのですが、特に見落とされがちなのは、『雨樋』の劣化から水漏れトラブルにより雨漏りが発生してしまうということがある点です。雨樋というものは、屋根に落ちた水を適切に建物外に排水するために取り付けられるものですので、この部分の劣化は皆さんが考えているよりも非常に大きな問題なのです。
そこで今回は、雨樋の劣化が引き起こす住宅の重大な問題や注意点をご紹介します。

雨樋のトラブルにはどんなものがある?

それでは、雨樋がどのような原因で水漏れトラブルを引き起こすのかを簡単にご紹介していきましょう。普段の生活の中で、雨樋の状況に目を向ける方など非常に少ないのが実情です。雨樋は、目線よりもはるかに高い位置にありますので、一般の方からすれば目を向けることなど非常に少なく、何らかの問題が生じていたとしても無視されてしまうことが非常に多いのです。
ここでは、雨漏りなど住宅の重大トラブルを引き起こす可能性がある雨樋の劣化原因をいくつかご紹介しておきますので、定期的に点検するようにしましょう。

ゴミや落ち葉で雨樋が詰まる…

雨樋の水漏れトラブルを引き起こしてしまう代表的な原因は、風に飛ばされてきた落ち葉やゴミなどが雨樋の落とし口に詰まってしまい、水が流れなくなる…というものです。
雨樋の詰りは、自宅の庭に雨樋より高い木がある、周辺に山があるといった条件で引き起こされると思われがちですが、周囲に全く木が無いような家でも起こり得るものです。例えば、強風でゴミが飛んできた…鳥が巣をつくるために運んできたなど、どのような住宅でも安心できないのです。特に、雨樋の中でも軒樋に通じる『落し口』は、砂や埃などが蓄積しやすく、気付いたときには雑草が繁殖してしまっている…なんてことも少なくありません。
上述したように、雨樋は屋根に落ちた水を適切に排水するためのものですので、その機能が生かせるよう定期的に点検・清掃を行うようにしましょう。なお、雨樋に落ち葉などが入らないようにする『落葉ネット』などを取り付けるのもオススメです。

雨樋が破損してしまう…

住宅に取り付けられている雨樋は、ほとんどの場合『樹脂製品』が使用されています。そのため、外部から強い衝撃を受けてしまった場合には、意外と簡単に亀裂が入ったり割れてしまったりするのです。築年数の経過した住宅などで、雨樋が外れている、穴が足ているという状況は皆さんも見たことがあるでしょう。これらは、常に紫外線の影響を受け続けることで、徐々に強度が落ちてしまい、強風などの影響で割れてしまっているという原因が多いです。
こういった雨樋の経年劣化は、築20年程度経過すれば、どのような住宅でも起こるものだと考えておかなければいけません。使用している雨樋の素材にもよりますが、15~20年に一度程度で雨樋の入れ替えが必要になると考えておきましょう。もちろん、材料があれば一部分の補修で構いませんが、築20年近く経過していれば、既に使用している雨樋が廃盤になっており適合する材料がない場合もあるのです。このような場合、シーリングなどで補修することも可能なのですが、すぐに他の場所が破損してしまう場合もありますので、思い切って全面的に雨樋を入れ替えた方が安くつく場合が多いです。

何らかの理由で傾斜がズレる…

雨樋は、屋根に落ちた雨水を適切に建物外に排水するための設備です。雨樋に落ちた水は、適切な経路をたどって排水されていくのですが、これは施工時にきちんと計算された傾斜がつけられているからです。
つまり、何らかの理由でこの傾斜がズレてしまえば、そこで水がせき止められてしまい、雨樋からの水漏れトラブルが引き起こされてしまうのです。雨樋の傾斜がズレてしまう理由は、台風などの強風の影響で雨樋を支えている支持金具が歪んでしまうことや、経年劣化で固定している釘が緩んでしまうことなどが原因です。したがって、たまにで良いので、雨の日に家の周囲を回ってみて、水がせき止められている場所はないか確認してみると良いでしょう。この時に、傾斜のズレや雨樋が外れている…などを見つけた場合、できるだけ早く修理してもらうようにしましょう。

雨樋の水漏れは雨漏りなどの住宅トラブルを引き起こす


ここまでの説明で、雨樋の水漏れの原因はある程度分かっていただけたと思います。しかし、こういった雨樋からの水漏れが住宅にとって何の害があるか分からずに、放置してしまう人も少なくないのです。こういった雨樋の水漏れトラブルは、住宅にさまざまな悪影響を与えるものですので、見つけた時には早急に修理してもらわなければいけません。参考として、雨樋の水漏れによる住宅トラブルの一例をご紹介しておきます。

  • ☑ 雨樋から落ちる水で、バシャバシャと騒音が出る
  • ☑ 地面に落ちた水が跳ね、外壁を汚してしまう
  • ☑ 地面に水が落ちることで、地盤をえぐってしまい、建物の基礎を傷める
  • ☑ 雨樋上で水溢れることで、屋根と外壁の隙間に浸水し、雨漏りを誘引する

雨樋の劣化は、上記のようなさまざまな住宅トラブルを引き起こしてしまう危険があります。こういった雨樋のトラブルは、ご自身の建物にダメージを与えるだけでなく、隣家との距離が近い場合は、隣家の外壁まで汚してしまうなど、ご近所トラブルの原因にもなるのです。雨樋の劣化は、無視されてしまいがちですが、非常に恐ろしいものだと考え、定期的に雨樋の点検・メンテナンスを行うようにしましょう。

まとめ

今回は、一般の方が見落としてしまいがちな雨樋の水漏れトラブルについてご紹介してきました。この記事でご紹介したように、雨樋は目線よりもはるかに高い場所にあるため、普段の生活の中で目を向けるような人はほとんどいません。そのため、雨樋に何らかのトラブルが生じていたとしても、それに気づかず放置してしまう…という方が多いのです。

雨樋の劣化は、上述したように、さまざまな住宅トラブルを引き起こす非常に厄介な問題だと覚えておきましょう。これを放置してしまい、雨漏りを誘引してしまうと、雨樋の修理だけではどうにもならず、屋根の全面リフォームが必要になることもあり、修理費用が高額になってしまうのです。雨樋は、常に紫外線や風雨にさらされ続けている場所ですので、特に目立った外的要因が無くても、徐々に劣化していると理解して、定期的に点検を行う体制を作っておきましょう。

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