屋根修理・雨漏り修理・葺き替えの住まいるドクター関西全域(京都・奈良・大阪・兵庫・和歌山・滋賀対応)
今回は、住宅で発生する雨漏りに関して、工事場所ごとの一般的な修理費用相場をご紹介したいと思います。皆さんも、現在住んでいる住宅で、突然雨漏りが発生した…といった場合、最も気になるのは「修理にいくらぐらいかかるのかな…」ということではないでしょうか?DIYが流行している近年では、雨漏り修理も自分でやってしまおうと考えて方もいるようですが、「どこから雨漏りしているか?」ということはプロでも発見することが難しく、素人工事では何度修理しても雨漏りが止まらない…なんてことになることも珍しくないのです。
そこで、確実に雨漏りを止めようと考えるのであれば、プロの職人にきちんと点検してもらい、修理をしてもらうことが大切です。雨漏りを長く止められずにいると、関係のない場所にまで水が広がってしまい、建物自体の劣化を速めてしまうリスクがあるのです。そうは言っても、雨漏り修理を専門業者に依頼した場合には、やはりそれなりのコストがかかってしまいますので、実際に依頼する前には、ある程度相場を掴んでおきたいと考える人は非常に多いです。
そこで今回は、住宅の中でも雨漏りが発生しやすい場所にわけて、それぞれの一般的な修理費用相場をご紹介していきたいともいます。
雨漏りと聞けば、ほとんどの方が屋根に何らかの不具合が発生して雨水が侵入した…と考えるのではないでしょうか?しかし、住宅で発生する雨漏りというものは、何も屋根だけが原因箇所ではないのです。実は、外壁やベランダなどの劣化から水の侵入を許し雨漏りしてしまう…なんてことも多いのです。ここでは、それぞれの雨漏り原因箇所別に一般的な費用相場をご紹介しておきます。
上記のように、住宅で発生する雨漏りは、さまざまな場所が原因となっており、どこが原因かによって費用相場がかなり変わってしまうのです。もちろん、同じ屋根からの雨漏りだとしても、原因はさまざまですので、修理内容によって費用相場は大きく異なります。
それでは、屋根に何らかの不具合が発生したことにより雨漏りしている場合の修理について、原因別の費用相場をご紹介していきましょう。上述したように、雨漏り箇所が屋根だとしても、その原因は非常に多岐にわたります。例えば、屋根材が数枚割れただけ…という簡単な修理もありますが、雨漏りを放置しすぎて葺き替え工事まで必要…なんて場合では大きく費用は異なります。以下で原因別の費用相場をご紹介しておきます。
屋根の雨漏り修理でも上記のようにいくつかのパターンがあるのです。当然、屋根面積や施工条件、使用材料によって費用相場は上下します。
雨漏りと聞いて「外壁の不具合…」などと考える方は少ないかもしれませんね。しかし実際には、外壁は住宅の雨漏り原因になることが非常に多い場所と覚えておきましょう。外壁からの雨漏りは、表面に施されている塗装の劣化や、外壁ボードや窓枠の隙間を埋めるコーキングの劣化、地震などで生じた外壁の亀裂などから水の侵入を許してしまい、雨漏りに発展するのです。
DIYなどで雨漏り修理する場合には、外壁からの雨漏りと気付けず、時間だけがどんどん過ぎてしまい住宅の劣化をさらに進行させてしまう…なんてことが多いです。したがって、『雨漏り原因は屋根だけではない!』ということは是非覚えて置いてください。外壁を起因とする雨漏りの修理費用相場は、以下のようになります。
外壁の雨漏り修理も、必要になる作業によって大きく費用相場が変わります。
住宅で発生する雨漏りについて、代表的な修理費用相場は上記のようなものになるかと思います。どのような修理が必要になるのかについては、専門業者に点検してもらったうえで、提案してもらうということになるのですが、ここまで多岐にわたる雨漏り原因があると聞くと、DIYによる修理はちょっと難しいということがわかるでしょう。
さらに、上記の屋根や外壁が起因となる雨漏り以外にも、ベランダや屋上に生じた何らかの不具合から雨漏りが発生している…という場合も考えられるのです。特に、シンプルでスタイリッシュな外観デザインが実現する陸屋根を採用した住宅では、屋上部分に長時間水が溜まる構造となるため、皆さんが予想しているよりも雨漏りリスクが高い屋根形状と言えます。したがって、屋上が存在する住宅などでは、定期的にクラックの補修や防水塗装のやり替えなど、きちんとメンテナンスをしなければいけないと考えておきましょう。
ベランダや屋上の雨漏り修理費用相場は『ベランダの修理費用相場:5~25万円』『屋上の修理費用相場:20~100万円程度』と考えておきましょう。
今回は、住宅で雨漏りが発生した場合、その修理にいくらぐらいかかるのかという修理費用相場についてご紹介してきました。この記事でご紹介したように、一口に『雨漏り』と言っても、その原因や雨漏り箇所は住宅によって異なります。したがって、同じような雨漏り症状だとしても、必要になる修理によって、工事にかかるコストは全く違ってくるのです。
なお、雨漏り修理を行う場合に最も重要になるのは「どこから雨漏りが発生しているのか?」ということです。雨漏り原因の発見ができなければ、何度修理したとしても雨漏りが止まらない…なんてことになりますし、その間に関係のない場所にまで水が広がってしまう恐れもあるのです。「雨漏り修理なんて誰でもできるでしょ」なんて簡単に考えている人も多いのですが、実際にはプロの職人でも雨漏り原因を特定するのは非常に難しいと言われています。できるだけ早く雨漏りを止めたいと考えるのであれば、雨漏りを発見したらすぐに専門業者に相談するのがオススメです。