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台風シーズンは、屋根修理に関する悪質な飛び込み営業が急増!注意したい業者の手口をご紹介!

2022年も9月に入りいよいよ終盤戦が始まった感じですね。これから年末に向けては、何か急ぎ足で季節が移り変わっていくようなイメージを持っている方も多いのですが、まずは台風シーズンに備えなければいけません。今年は、夏真っ最中に複数の台風が日本に近づきましたが、本格的な台風シーズンは「いよいよこれから!」といった感じです。

日本は、毎年必ず台風が上陸する国ですし、日本国内に住んでいる方であれば、ある程度台風慣れをしている方が多いと思います。しかし、近年では、日本に襲来する台風の大型化が問題視されるようになっており、実際に、毎年台風によって非常に甚大な被害が日本各地で発生しています。台風は、猛烈な強風と大雨を伴う自然災害で、築年数が経過している住宅では、屋根や外壁に大きな被害が生じてしまう…なんてことも珍しくありません。

そして皆さんに注意しておいてほしいのは、強風による住宅被害が増加する時期は、住宅リフォーム関連の悪質な飛び込み営業が増える傾向にあるということです。そこでこの記事では、悪質な詐欺業者に皆さんが騙されないため、注意しておきたい飛び込み営業の手口や、「この業者は危険かも」と判断すべきポイントなどをご紹介しておきます。

悪質な訪問販売手口とは?

それでは、これから増加すると考えられる悪質な飛び込み営業手口をご紹介していきましょう。なお、住宅リフォーム関連に関しては、「飛び込み営業はトラブルが多い」というイメージが非常に強いのですが、飛び込み営業を採用している業者全てが悪質な業者というわけではありませんよ。というのも、飛び込み営業という手法は、「何らかの修理が必要か?」を営業マン自身の目で確認することができますので、本来は理にかなった手法と言えるからです。

ただ、飛び込み営業を行う業者の中には、悪質な業者が多いのも確かですので、ここでは注意しておきたい手口をご紹介しておきます。

手口① とにかく不安を煽る

一つ目の手口は、とにかく住人さんの不安を煽るという方法です。屋根修理の営業マンは、屋根に上がらせてもらえないと、売り込みを始めることができません。皆さんも、普段の生活の中で訪問営業を受けた時、屋根の下から見ただけで「屋根が危険な状態ですよ!」と言われても、根拠がないのでその業者は注意が必要だと警戒することができます。

ただ、台風シーズンになると、「先日の強風で屋根材がズレていますよ。すぐに修理しない大変なことになるかもしれません!」「屋根の状態が悪いので、次の台風で屋根が飛ばされそうですよ!」などという煽り文句に信ぴょう性がついてしまいますので、多くの方が不安に感じてしまい、屋根に上げてしまうようです。そして、本来は不必要な工事の契約をしてしまうなどといったケースが考えられます。

皆さんに覚えておいてほしいのは、既に雨漏りしている、台風で屋根材が飛ばされているなど、目に見える被害が生じていない場合、「今すぐに工事が必要」などという緊急を要するような屋根の不具合はほとんどないと考えて良いです。

手口② 無料診断を口実にする

屋根修理の飛び込み営業は、とにかく屋根に上がらせてもらえないと話が始まりません。そのため、あの手この手で屋根の上がろうとするのです。最も代表的なパターンでは『無料診断』を口実にするというものです。なお、突然飛び込み営業で訪問してきた営業マンが、無料診断を口実に屋根の上に上がらせてほしいと言ってきた場合、十中八九は悪質な業者と考えた方が良いです。

というのも、屋根に上がらせてしまうと、あなたが見えないところで何をされるのか分かったものではないからです。例えば、本当は何の問題もなかったのに、営業マン自らが屋根を破損させて「屋根材が割れているら修理が必要」と言ってきたり、全く関係のない別の家の屋根の写真を見せてきて「屋根が悪くなっているから修理が必要」と言ってくるケースが考えられます。こういった飛び込み営業を行っている営業マンは、会社から厳しいノルマを課されている場合がほとんどですので、ウソをついてでも契約を何とか取ろうと考えている場合があります。ちなみに、無料診断以外にも、以下のようなフレーズを使うことが多いので注意しましょう。

  • ・近所の〇〇さんも無料点検をした(ウソの場合が多い)
  • ・近くで工事をしていて、あなたの家の屋根が壊れているのが見えた
  • ・施工したハウスメーカーの下請けを名乗り、定期メンテナンスでエリアを回っている
  • ・漆喰が目に見えて劣化しているので、既に雨漏りしている可能性がある

上記のような理由で屋根に上がろうとしてきます。しかし、飛び込み営業で突然訪問してきた営業マンは、絶対に屋根に上げてはいけません。屋根に上げてしまった場合、あなたの見えないところで何でもできますし、その時点で負けだと考えた方が良いですよ。

手口③ キャンペーンを利用する

飛び込み営業では、ありもしないキャンペーンを口実に声をかけてくるケースが多いです。誰でも「キャンペーン中だから安い」と言われると、お得感を感じてしまい、契約を検討してしまう可能性があります。このケースでは、

  • ・このエリアで〇件までモニターを探しています。モニターになっていただくと通常より〇割引です
  • ・今だけ、弊社のキャンペーンで回っています。通常よりも〇割引きで施工します

上記のように、何らかのキャンペーンや、モニターになっていただくことで割引きしていますと声をかけてきます。ただ、ほとんどの場合、割引が適用されていたとしても、通常よりも高額な設定になっています。相見積もりなどをとれば価格の高さに気付けるのですが、「キャンペーン枠が埋まってしまうと割引が適用できないので、即決でなければ諦めてください」など、その場での契約を迫ってきます。そして、お客様の中には、「今契約しないと高くなってしまう…」と考えて、契約をしてしまうような方がいるのです。住宅リフォームは、決して安価な工事ではありませんので、まともな業者であれば、顧客が検討する時間を普通に用意してくれます。どの業者でも、自社の工事や価格に自信を持っていますので、相見積もりをとっても自社で決まると考えているからですね。

なお最近では、「近所で工事をしていて、今日契約すれば、そのまま足場を移設できますので、足場代を値引き出来ますよ!」といったウソの話を持ち掛けるケースが増えていると言われています。確かに、屋根工事や塗装工事などでは足場が必須なのは間違いないのですが、家ごとに必要になる足場部材が異なるので、現場から現場にそのまま移設するようなことはありません。こういったセリフは、その日に即決を迫る、お得感を出すためのものですので、引っかからないようにしましょう。

手口④ 火災保険で0円で修理できる

近年増えている飛び込み営業の手口として「火災保険を利用すれば屋根修理が0円になります!」といったものがあります。確かに、火災保険は、風災補償の特約などがありますので、台風の強風によって生じた屋根被害は、保険金を利用して修理することが可能です。

しかし、全ての屋根修理に火災保険が利用できるかというとそうではなく、火災保険が支払われないケースも意外に多いのです。そもそも、「屋根修理に火災保険が適用できるのか?」を決めるのは、屋根の修理業者や住人さんではなく、保険会社の保険鑑定人です。例えば、台風で最終的な損害が生じたとしても、その原因が屋根の経年劣化だと判断されるときには、火災保険の適用を断られてしまうケースもあるのです。

したがって、「保険で修理できます!」という言葉を鵜呑みにして契約してしまうと、後から保険が利用できなくて困ってしまう…なんてことが考えられます。なお、飛び込みの営業マンにそそのかされて、虚偽の火災保険申請をした場合、あなたが保険金詐欺として訴えられてしまうリスクがあるので注意してください。

悪質な業者を見極めるポイント

上記のように、さまざまな口実を使って飛び込み営業をしてくる屋根修理業者が存在します。もちろん、飛び込み営業だからといって、全ての業者が悪質だというわけではないのですが、トラブルが多いのも事実ですので、基本的には飛び込み営業はすべて断るというのが最も安全です。

ただ、時には話を聞いてみたいと考えてしまうケースもあると思いますので、ここでは危険な業者かどうかを見極めるためのポイントをいくつかご紹介しておきます。

屋根に上げないのは絶対条件

まず一つ目のポイントとしては、「悪質業者か?」が判断できていないうちは、絶対に屋根に上げないという対策です。

今まで一度も取引をしたことが無い飛び込み営業の場合、訪問してきた理由を地上で説明してもらい、地上から屋根の状態などを調査してもらうようにしましょう。この時、「屋根に上がれないなら帰ります」という業者は、ほぼ間違いなく悪質業者ですので、話を聞く必要などはありません。

なんらかの屋根の不具合を発見して訪問してきた業者であれば、地上で話を聞いたとしても、それなりに納得のいく説明をしてくれます。地上で可能な調査をしてもらった後、自分で屋根業者を探し、相見積もりをとると良いでしょう。

屋根に関して豊富な知識をもっているか

屋根修理の飛び込み営業を行っている営業マンの多くは、実際に屋根修理の施工をするわけではないので、屋根や雨漏りなどに関する知識が乏しい場合が多いです。当然、そのような人に屋根の調査をしてもらったとしても、何の意味もありませんし「本当に屋根に生じている不具合を発見できる知識があるのか?」をチェックしてみましょう。

例えば、以下のような質問をしてみて、なんという回答をするのか、また回答する時の雰囲気などから屋根の専門家なのかを判断すると良いです。

  • ・使用している屋根材の名称は?
  • ・屋根の部分修理はできますか?
  • ・何が原因で問題が起きているのか?
  • ・屋根が後何年持つのですか?

この辺りの質問に対して、即座に明確な答えが出せないのであれば、その営業マンは知識もなく飛び込み営業を行っていると判断できます。

相見積もりすることを嫌がらないか

悪質な飛び込み営業の場合、とにかくその場で契約することを迫り、相見積もりなどをとらせないようにしようとします。これは、本来不必要な工事を行わせようとしていたり、本来かかる費用よりも割高な価格設定になっているためです。要は、相見積もりで他の業者に話を聞かれてしまうと、自社が選ばれないと理解しているのです。

そのため、他の業者や知人などに相談する時間を与えずに契約まで持ち込もうとします。例えば、「この場で契約しないとキャンペーンが使えない」「すぐに工事しないと状況が悪化してもっと高額な工事になる」など、さまざまな手を使って即決を煽ってくるでしょう。

このようなことから、営業マンに相見積もりをとると伝えた時に、嫌がるようであれば、その業者は悪質な業者と考えた方が良いですよ。必要以上に即決を勧めてくる業者も危険です。

まとめ

今回は、屋根修理について、悪質な飛び込み営業に騙されないようにするための情報をご紹介してきました。

住宅リフォームは、古くから飛び込み営業による消費者トラブルが多い業界として有名です。特に、屋根や外壁、給湯器など、敷地外からでも劣化状況がある程度判断できるようなリフォーム業界では、現在でも飛び込み営業を行っている業者は多いです。もちろん、リフォームの必要性が一目でわかる業界ですので、飛び込み営業という手法と相性が良いのも事実です。そのため、飛び込み営業を行っている業者の中にも、まともな業者も存在すると考えておきましょう。

ただ、上述したように、「とにかく屋根に上がろうとする」「その場での契約を迫ってくる」という特徴を持つ業者は、ほぼ間違いなく悪徳な業者と考えてください。このような業者に工事を依頼した場合、本当は必要のない工事を契約して損をしてしまう、本来よりもかなり割高な請求をされてしまう、最悪の場合、手抜き工事のせいで雨漏りが始まってしまうなど、さまざまなリスクが存在します。

屋根修理は、決して安い工事ではありませんので、「突然雨漏りがしてすぐに止めたい!」などの緊急事態でなければ、時間をかけて業者選びを行う余裕を持っておくのがオススメです。

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