屋根修理・雨漏り修理・葺き替えの住まいるドクター関西全域(京都・奈良・大阪・兵庫・和歌山・滋賀対応)
建物のメンテナンスの中でも、屋根のメンテナンスや修理は非常に重要です。屋根は、家の中に住む人を風雨から守ってくれる部位なのですが、逆に言えば、屋根が万全な状態でない場合、雨水などが侵入してしまい、雨漏りで日常生活に支障が出てしまうことになります。
こういったことから、屋根は、本来修理が必要になるまで放置するのではなく、不具合が生じてしまう前にメンテナンスをするという体制が重要です。ただし、そうはいっても、台風や地震などの災害の影響で、突然屋根部分に不具合が生じてしまうことも珍しくありませんし、ついメンテナンスを怠ってしまい、雨漏りが発生してしまう…なんてことも考えられます。こういった場合には、直ぐに屋根の専門業者に連絡して、対処してもらえば良いのですが、屋根修理に関しては「どこに相談すれば良いのかが分からない…」と言う方が意外に多いです。
そこでこの記事では、屋根に何らかの問題が生じた時、相談する業者選びに失敗しないようにするため、優良業者を見極めるために押さえておきたい特徴についてご紹介していきたいと思います。屋根は、住人さんが普段自分で確認できない部分になりますので、悪徳業者に相談した場合、本来は不必要な工事を勧められて、無駄に高額に費用を支払ってしまう羽目になることも珍しくありません。つまり、屋根修理の成功は、最初の業者選びにかかっていると言っても過言ではないのです。
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それでは、屋根の修理やメンテナンスが必要になって、屋根の専門業者に工事を依頼する場合に知っておきたいポイントをご紹介していきましょう。なお、屋根の専門業者自体を探すのは、インターネット検索で探せば、近くにある屋根業者のHPがたくさん表示されます。そして、その中から良さそうな業者に相談すれば良いのですが、一般の人には「良さそうな業者」の判断がなかなかできないのが屋根の業界なのです。
基本的には、ほとんどの屋根業者はまっとうな営業をしていますので、どこに相談しても屋根の問題は解消してもらうことができると思います。しかし、業者の中には「不必要な工事もさせたい」「屋根修理の技術を持っていない」「下請けに丸投げするだけのブローカーで工事費が高い」など、いくつか頼んではいけないタイプの業者があるのも事実なのです。
そこでこの記事では、安心して工事を相談できる優良業者が持つ特徴をいくつかご紹介しておきます。
当たり前のことに思えますが、屋根業者の中には、住人さんからの話だけを聞いて、実際に屋根を見ることもなく工事の見積りを出すような業者が存在します。はっきり言っておきますが、このような業者は、いくら見積りが安くても工事を依頼すべきではありません。例えば、雨漏りが発生している…と言う場合でも、屋根の問題ではなく外壁の問題と言うケースも多く、そのような時に屋根を修理しても無駄なコストをかけているだけになるのです。
優良業者は、きちんと屋根の状態を確認して、どのような問題が発生しているのかをきちんと特定してから、必要な工事内容と見積りを提示してくれます。したがって、業者から提示される修理内容の見積りに関しても、きちんと根拠がありますので、聞いていて納得できるはずです。こういった工事は、「安ければ安いほど良い」と考えがちですが、修理内容に根拠がない安さは意味がないと考えてください。
なお、最近では、3階建ての住宅が増えており、足場が無ければ屋根に上れないと説明して、現地調査で費用をとろうとしたり、予想の段階で契約させようとする業者が多くなっています。3階建ての場合、通常の方法では屋根の状態を確認できないというところまでは確かですが、優良業者であればドローンを利用して状況確認をするなどの工夫をきちんとしています。こういった現地調査の丁寧さや工夫は、優良業者の見極めポイントになるので、しっかりと対応を見ておきましょう。
業者が提出してくる見積書に関しては、総額の安さだけに注目する方が多いのですが、その内容をきちんと見ることで、優良業者かどうかの判断ができると考えてください。
そもそも工事を依頼する方が、屋根修理に関して詳しくないということを優良でも悪質な業者でも理解しています。したがって、優良業者の場合、見積書を見ただけで、どのような工事を行うのかある程度イメージできるぐらい詳細に提示してくれているのです。工事内容が詳細に記載されている見積書であれば、「なぜこの作業が必要なのか?」を住人さんがきちんと質問することができますし、工事に納得した状態で契約することも可能になります。
一方、悪質な業者であれば、全ての工事内容を一式でまとめてしまい、「実際には何をされるのかがわからない?」状態の提示方法になるのです。この部分は、意外にわかりやすいポイントですので是非覚えておきましょう。
優良業者の場合、屋根にどのような不具合が生じていて、それを修理するために何が必要なのかを写真などをもとにきちんと説明してくれます。住人さんでは、自分で屋根に上って状態を確認することが難しいので、屋根の修理は業者の言いなりになってしまうケースがほとんどです。
これが優良業者の場合、現状の屋根の状態をきちんと写真などに収めて、「何が原因でそうなったのか?」「何をすれば元通りになるのか?」まできちんと説明してくれます。さらに、実際の工事の工程などもしっかりと理解できるように説明してくれますので、安心して工事を依頼することができます。
屋根修理で最も多いのが雨漏り修理なのですが、雨漏り修理は屋根修理の中でも最も難しい工事です。雨漏り修理は、熟練の職人でも雨漏り原因箇所の特定が非常に難しく、特に複数の原因があるなんてこともあるので、どの屋根修理業者が工事を行ったとしても100%一度の工事で雨漏りを止められるわけではないのが実情なのです。
したがって、優良業者であれば、工事を行う前に瑕疵担保責任とメーカー保証などについてきちんと説明してくれます。これは、工事をした後に、不具合が発生した時の対処に関する保証なので、工事を行う業者側に一方的に不利な内容なのです。それなのに説明をきちんとしてくれるということは、技術に自信があるという証拠と言えるでしょう。
悪質な業者の場合、何の説明もないまま工事を行い、雨漏りが止まらなければ、再度費用を請求して別の工事として行うという対処をします。
今回は、屋根の修理が必要になった時、皆さんが優良な屋根修理業者を見極めるために押さえておきたい基礎知識をご紹介しました。
屋根の工事は、他の住宅リフォームとは異なり、かなり特殊な工事になるので、業者自体が少なくなっていると言われています。しかし、戸建て住宅であれば、いずれ必ず屋根の修理やリフォームが必要になることから、一生無くならない業界とも考えられるのです。また、住人さんの目からはなかなか確認できない場所ですので、悪徳業者が活動しやすい業界と言うのも注意が必要でしょう。
屋根の修理が必要になった時には、この記事でご紹介したポイントを参考に、業者選びをすると良いですよ。