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台風直前にやっておきたい準備をご紹介します

今回は、これから増えてくる台風や集中豪雨について、皆さんがおさえておきたい自然災害時の直線準備についてご紹介していきたいと思います。

近年の日本の夏は、年々猛暑化が進んでおり、全国各地で40℃近い気温になるような事も多いですね。そして、こういった温暖化の影響なのか、日本では、台風の大型化や集中豪雨・ゲリラ豪雨による水害の増加が懸念されています。実際に、ここ数年では、毎年のように台風や豪雨による大きな被害が生じており、日本に住んでいる人であれば、こういった自然災害への備えは必要不可欠になっていると考えなければならないのです。

建物に関しては、普段から外壁や屋根の点検を行い、劣化している箇所があったら適切なメンテナンスを行うことが大切だと他の記事でもご紹介しています。特に、強風を伴う台風などは、屋根の小さな劣化を原因として、一気に屋根材が吹き飛ばされてしまう…なんてことも少なくありませんし、台風などが増える時期の前に、専門業者などに点検してもらっておくことがオススメですよ。

この記事では、こういった建物のメンテナンスを行っているうえで、さらに災害の直前に準備しておきたいいくつかのポイントをご紹介していきたいと思います。

台風や豪雨直前に行うべき事前準備

それでは、台風や豪雨災害などの前に、皆さんが行っておきたい事前準備をご紹介しておきましょう。地震に関しては、現在の技術でも正確な予測ができず、「いつ・どこで」発生するのか分かりませんし、直前に何らかの準備をするのは不可能です。しかし、台風や豪雨災害などであれば、1週間ぐらい前から天気予報などで注意喚起がなされており、あらかじめ準備を行うことも不可能ではないのです。

ここでは、気象庁などの情報を参考に、台風や集中豪雨の直前に準備しておきたいことをご紹介していきます。

家の周りの準備

本格的に大雨が降ったり、風が強くなる前に以下の点を確認しましょう。

  • ●側溝や排水口を確認。ゴミがあるなら掃除して水はけを良くする
  • ●強風で飛ばされそうなものは、固定したり屋内に片付ける

家の周りには、植木鉢や洗濯物を干すための物干しざおなど、さまざま物があると思います。台風の強風は、「こんなものが…」と思うような重量のある物でも吹き飛ばしてしまい、そういったものが家にあたり破損してしまう…なんてことがあるのです。したがって、屋内に片付けられるものは屋内に入れ、そうでないものはしっかりと固定しましょう。過去には、プレハブ倉庫が横転してしまう…なんてこともあったので、可能であれば、そういったものの固定しましょう。他にも、側溝や排水口を確認し、落ち葉やゴミで詰まっていないか確認しましょう。詰まっていれば、水があふれてしまい、浸水の恐れがあります。

家の中の準備

次は、家の中の準備です。

  • ●非常用品のチェック。携帯用ラジオ(乾電池)、食料、携帯ボンベ式コンロ、医薬品など
  • ●室内の安全対策。窓ガラスの補強や万一の飛来物の飛び込みに備え、カーテンを閉める(シャッターがあれば、シャッターを閉めましょう)
  • ●浴槽に水を貯めておくなど、断水に備えて生活用水の確保を行いましょう。

近年では、防犯目的などで窓シャッターを取り付けているご家庭が増えています。窓シャッターがあるのであれば、閉めておきましょう。ないご家庭の場合、窓ガラスの補強・飛散防止のため、テープなどを貼って衝撃に耐えられるような対策を施しましょう。また、カーテンなどを閉めておけば、室内に割れたガラスなどが飛散しないので安心です。
他には、災害による断水に備えて、飲料水や生活用水を確保しておくのも忘れずに。

停電などにも備える

台風による被害で多いのは、大規模停電です。以下のような準備はしておきましょう。

  • ●スマホやモバイルバッテリーを充電
  • ●懐中電灯の電池の確認
  • ●保冷剤や食料・飲料を冷凍庫で冷やしておく

猛烈な強風を伴う台風では、電線や電柱に被害が生じてしまい、長期的な停電被害が生じてしまうことも考えられます。したがって、最新情報を手に入れるのに役立つスマホの充電や、モバイルバッテリーの充電もしておきましょう。また、夜間の行動に支障が出ないよう、懐中電灯がきちんと使えるのかもチェックしておくのがオススメです。
他には、停電で食品がダメになってしまわないよう、クーラーボックスを用意し、保冷剤や飲料水を凍らせておくのもオススメです。食品を長持ちさせるだけでなく、熱中症対策アイテムとしても使えます。

避難準備

台風などの自然災害時には、自治体から避難勧告が出る場合もあります。したがって、あらかじめ「どこに避難すれば良いのか?」「何をもって非難するのか?」などを確認しておきましょう。

  • ●自分が住んでいる場所の避難所を調べ、避難経路なども確認しておく
  • ●家族と避難場所、連絡方法を確認しておく
  • ●避難の際に持っていく持ち物をまとめておく

自治体ごとに、避難場所が指定されていますので、どこに避難すれば良いのか、どういった経路で非難するのかをきちんと確認しておきましょう。また、普段から、万一の際の連絡方法などを家族と話し合っておくことも大切です。
最後に、避難時に持ち出せる非常用バッグに関しては、定期的に中身の確認と補充を行っておきましょう。

非常用持ち出しバッグの中身

それでは最後に、非常用持ち出しバッグの中身として、何を準備しておくべきかをご紹介しておきましょう。最近では、ネット通販などでも手軽に購入できるようになっていますが、各ご家庭によって必要な物が変わりますし、以下を参考に、自分たちに必要な物を用意するようにしましょう。

  • 飲料水
    災害の備えとして、家に1日1人3リットルを目安に、家族の人数分を最低3日分、できれば1週間分用意しておくのが良いとされています。この中からペットボトル入りの水を持てる分持っていきましょう。
  • 食料品
    持ち出し袋の中には、家族の3日分の非常食品を入れておきましょう。なお、家には大規模災害に備えるため、7日程度分を用意しておきましょう。小さなお子様がいるご家庭の場合、粉ミルクを忘れずに用意しましょう。
  • 貴重品
    印鑑、預金通帳、健康保険証などの貴重品を持ち出しましょう。なお、ATMが使えなくなることも想定し、いくらかの現金も用意しておきましょう。現金は、おつりが無いことも想定し、小銭と千円札がオススメです。
  • 懐中電灯、携帯ラジオ、携帯電話の充電器
    停電に備えて、懐中電灯や情報収集のための携帯ラジオなどを用意しておきましょう。スマホのモバイルバッテリーも充電を満タンにして持っていくのがオススメです。
  • マスク、軍手
    マスクや軍手も家族の人数分用意しておきましょう。
  • 救急医療品
    負傷した時のために、消毒液や包帯、ばんそうこうがあると便利です。常備薬を服用している方は、数日分の薬と、処方箋の控えを用意しておきましょう。
  • 衣類など
    数日分の下着、タオルや毛布などを用意しておくのがオススメです。季節によっては、防寒具などもあると良いでしょう。
  • 衛生用品など
    歯ブラシや洗面用具、ウェットティッシュや携帯トイレなど、避難先で使用できる衛生用品も用意しておきましょう。女性であれば生理用品や、お子様のおむつやほ乳瓶なども忘れずに。

まとめ

今回は、台風や集中豪雨などについて、皆さんがこういった自然災害の直前にやっておくべき事前準備をご紹介してきました。日本は、諸外国と比較しても、さまざまな自然災害が非常に多い国として有名です。台風や豪雨災害については、毎年発生しているものですし、特にここ数年は大規模な水害が非常に多くなっているように思えます。

さらに、過去にはあまり台風などによる被害が無かったような地域で、突然甚大な被害が生じてしまう…なんてことが多くなっており、現在では日本のどこに住んでいても、自然災害への備えが必要不可欠と言えるような状態になっているのです。
この記事でご紹介した内容は、台風の直前などに、可能な限り自宅への被害を小さくするための対策ですので、ぜひ頭に入れておきましょう。

> 防災気象情報と警戒レベルとの対応について

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