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環境問題や災害対策として有効なソーラーカーポートですが、基礎知識がないと上手く活用できないかもしれません。確かにメリットはたくさんあるらしいけど、よくわからない…という方も多いようですね。
そこで、今回はソーラーカーポートを設置する前に知っておきたい基礎知識を3つに絞り、ご紹介いたします。
ソーラーカーポートの基礎知識は設置する前に覚えておくことで、設置業者との打ち合わせもスムーズに進みます。ぜひご活用下さい。
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ガソリン代や維持費の節約に電気自動車(EV)を導入する方が増えてきています。急速にEVが普及することにより、専用のEVステーションも増えてきています。見かけたことがある方も多いのではないでしょうか。
政府は2030年にガソリン車を禁止し、EVだけに絞る目標を打ち出しています。今後、EVはどんどんとシェアを広げていくでしょう。もし、現時点でEVの購入を検討されているなら、ソーラーカーポートの併設をお勧めします。
EVスタンドを装備したソーラーカーポートであれば、自動車を停めてコンセントを接続するだけで電気代を使うことなくEVへの充電が可能となります。
ソーラーカーポートとして太陽光発電システムを導入しておけば、停電や災害で電力の供給が止まった際に「非常用電源」として活用できます。蓄電池を併設しておけばなお理想的で、発電していない夜間でも電気を使えて非常に便利かつ安心です。
2018年に発生した北海道胆振東部地震の際に起きた大規模停電で、太陽光発電システムの活用は大きく取り上げられました。電気が供給されない状態でも、自家発電を行うことにより以下のようなことに使うことができたとされています。
近年は地震が頻発しています。防災の意識を高めるという意味でも、ソーラーカーポートは非常に有効です。「電気の自給自足」は、これからの生活の大きな柱となっていくでしょう。
ソーラーカーポートに固定資産税がかかるには一定の条件があります。以下の2つの条件を両方とも満たした場合のみ、固定資産税がかかります。
もし発電量が10kWよりも大きい場合は、必ず専門家に相談しておきましょう。
固定資産税に関する法律は、全国で統一されています。そのため、自治体の判断によって異なることはまずありません。
ただし、オーダーメイドで特殊な形状のソーラーカーポートを設置した場合や、周囲の環境によっては固定資産税がかかる場合もあります。
ソーラーカーポートの設置を検討している方は、事前に自治体や経験豊富な業者に相談し、固定資産税がかかるかどうか確認しておいた方が無難といえるでしょう。
自宅の屋根に設置する太陽光発電システムと比較した場合、飛来物や影、盗難のリスクは高まります。
特に盗難については、太陽光システムそのものよりも、太陽光パネルやシステムに使われている銅線等の盗難が多いようです。
また、太陽光パネルが影になってしまうことも予測できません。新興住宅地であれば、どのような形で家が建てられていくかにより、発電量が低下するリスクも出てきます。
影以外は保険に入ることで、リスク回避ができます。ソーラーカーポートを設置する際には、盗難補償や自然災害補償への加入も一緒に検討しておきましょう。
ソーラーカーポートはそれなりに設置費用がかかります。2台、3台用のソーラーカーポートで、大体180~300万円程度の相場が一般的です。(メーカーにより異なります。)
決して安い価格ではありませんので、あらかじめ予算を決めてから見積もりを依頼したり業者と打ち合わせを行うことをお勧めします。「予算はこの程度で」としっかり相談すれば、良心的な業者であれば必ず応えてくれます。
住まいるドクターでは、予算に関するお悩みももちろんお受けしております。安心してご相談下さい。
ソーラーカーポートはEVの活用や災害時の予備電源として使える等、多数の特徴やメリットがありますが、反対にリスクやデメリットも存在します。
良い部分・悪い部分だけを見るのではなく、総合的にバランス良く判断してソーラーカーポートを有効活用していきたいですね。
「住まいるドクター」では、お客様のソーラーカーポートの設置や費用に関するお悩み、その他ご不安な点まで含めてお受けしております。ソーラーカーポートをご検討の際には、ぜひ住まいるドクターまでご相談下さい!
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