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屋根や外壁のメンテナンスはどの時期に行うのが良い?四季ごとのメリット・デメリットをご紹介します!

日本には四季というものがあり、それぞれの季節によって気温や天候などの条件が全く異なります。もちろん、四季があることで、季節ごとに異なる美しい風景を見ることができるというメリットがあるのですが、家のメンテナンスの事を考えると「どの時期に工事を依頼すれば良いのかな?」と疑問に思ってしまう方が多いようです。

例えば、屋根塗装や外壁塗装などであれば、塗料を塗った後に乾燥させなければいけませんし、雨の日が続く梅雨時期に工事を依頼するのは気がひける…と考えてしまう方が多い事でしょう。そもそも、どのような住宅だとしても、新築時の状態を一生保ってくれるようなことはなく、そこに生活をしているだけで徐々に劣化が進行してしまうものです。そのため、住宅を長く維持するためには、定期的に各所の点検を行い、必要であれば各種メンテナンスを行うということが大切になるのです。

そこでこの記事では、日本の特徴である四季について、住宅のメンテナンスを行う場合、どの時期が最も適しているのかについて考えてみたいと思います。ここでは、皆さんにもわかりやすいように、春夏秋冬、それぞれの時期で工事を行う場合のメリットとデメリットを上げる形でご紹介します。

住宅の主なメンテナンス方法について

それでは、皆さんがおさえておきたい、住宅の主なメンテナンスについて簡単にご紹介していきましょう。冒頭でご紹介したように、どのような住宅だとしても、一生新築の状態を保ってくれるわけではなく、日射や風雨の影響で徐々に劣化が進行してしまうものです。例えば、外壁や屋根に施されている塗装に関しては、7~10年程度が再塗装のタイミングだと言われており、適切なタイミングでメンテナンスをしてあげなければ、雨漏りを引き起こしたり、自然災害時に大きな被害が生じてしまうなどのリスクになってしまいます。

ここでは、多くの住宅がいずれ必要になる、主なメンテナンスについてご紹介しておきます。

  • 塗装工事
    屋根や外壁の再塗装工事が有名です。例えば、屋根にスレート材を採用している場合、表面の塗装が各種屋根の効果をもたらせてくれていますので、塗膜の効果が切れる前に再塗装しなければいけません。外壁も同様で、近年人気の窯業サイディングなどは、約10年程度で再塗装が必要と言われています。なお、屋根と外壁の塗装に関しては、どちらも足場の組み立てが必要になりますので、タイミングを合わせて行うのがオススメです。そうすることで、足場の組み立てが1回で済み、別々に行うより費用を抑えることができます。ちなみに、屋根塗装の方が劣化が早くなりますので、屋根は1段階グレードの高い塗料を使うのがオススメです。
  • 屋根のカバー工事
    新築業界で人気のスレート屋根は、築20~25年あたりでカバー工事と呼ばれるメンテナンスが必要です。基本的に10年ごとに再塗装が必要と言われる屋根材ですが、最初の再塗装でグレードの高い塗料を採用し、2回目の塗装時にカバー工事を行う方が総額の住宅メンテナンスコストを抑えることが可能です。住宅のメンテナンスは、長期的な計画をたてて行う方が、確実に費用を抑えることができます。

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  • 葺き替え工事
    一般的に、築30年程度で葺き替え工事が必要と言われています。ただし、スレート屋根などで築20年目にカバー工事をしている場合は別です。瓦屋根などは、非常に耐久力が高いため、半永久的にもつと言われています。しかし、これはあくまでも『瓦』単体の事であり、瓦屋根はそこまでの耐久力はないのです。瓦屋根には、瓦以外にもさまざまな副材が使用されており、それらの劣化が雨漏りを引き起こします。したがって、基本的に築30年前後に葺き替えが必要と考えておきましょう。

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  • その他メンテナンス
    上記以外にも、漆喰の補修、棟板金の補修、雨樋のメンテナンスなど、さまざまなメンテナンスが必要です。これは、比較的劣化が早い部分ですし、自然災害などの影響も受けやすいため、定期的に専門業者に点検してもらい、最適なメンテナンスタイミングを提案してもらう体制を作っておくのが重要です。

このように、住宅を長く維持していくためには、定期的に何らかのメンテナンスをしてあげなければいけないのです。費用がかかってしまうことですので、メンテナンスが必要な場合でも、先延ばしにしてしまう方が多いです。しかし、適切なタイミングでメンテナンスを行わない場合、余計な箇所まで劣化を進めてしまう恐れがあり、気付いたときには大規模修繕が必要で莫大なコストがかかってしまう…なんてことも考えられます。
住宅を長持ちさせたいのであれば、長期的な視点でメンテナンス計画を立てておきましょう。

住宅のメンテナンスに適した季節は?

それでは、住宅のメンテナンスはどの季節が適しているのかについてもご紹介していきましょう。冒頭でご紹介したように、日本には四季というものがあり、季節によって気温や湿度、天候などの条件が全く異なるのです。

ここでは、それぞれの季節で工事を行う場合、どういったメリットとデメリットがあるのかについて簡単にご紹介しておきます。

春にメンテナンスを行う場合

まずは、春に住宅のメンテナンスを行う場合です。春は、日によって気温の差がある場合も多いですが、それでも低温・高温と言われるほどの気温に至ることはあまりありません。そのため、住宅メンテナンスを行うには非常に適している時期と考えられており、この時期に屋根や外壁の塗装工事を依頼する方は非常に多いです。作業する側としても、暑すぎず寒すぎない気候ですので、とてもスムーズに工事が進むと言え、住宅メンテナンスに好ましい季節と言えるでしょう。

デメリットとしては、この時期は卒業・入学・転勤など、お客様自体のプライベートが忙しくなってしまいがちだということです。また、工事の依頼自体も多い時期になりますので、春に工事をしたくても、なかなか自分たちの都合の良い日程を組むことができない…なんて場合も多いです。屋根や外壁のメンテナンスは、あくまでも屋外での工事ですが、それでも家族が誰もいない時に進めてほしくないと考える方が多いようです。
春の時期に工事をご検討中の方は、なるべく早く業者に連絡し、予定を組んでおくのがオススメです。

夏にメンテナンスを行う場合

次は夏場に住宅メンテナンスを行う場合です。実は、1年を通して最も外装工事の依頼が少ないと言われているのが『夏』です。これは、気温が高すぎる傾向にある日本に夏は、作業側としても仕事をしづらいということもありますし、最近では突然のゲリラ豪雨などの心配があり、塗装工事などの日程が組みにくいという問題があるからです。しかし、施工業者がある程度余裕をもって工事ができる時期になりますので、その分より丁寧な施工が期待できると言う点がメリットになるでしょう。他にも、施工日程を自分の都合に合わせやすいと言う点もメリットです。

デメリットは、前述したように、突然のゲリラ豪雨や集中豪雨の心配がある事や、台風などで数日間工事が止まってしまう…なんてリスクが高い事です。工事が長引いてしまうと、家の周りを足場に囲まれていることで、日常生活で苦痛に感じてしまうリスクが高くなります。こういったデメリット面が嫌われ、住宅メンテナンスの時期としては好まれないことが多いです。

秋にメンテナンスを行う場合

台風シーズンが終わる秋は、春と並んで住宅メンテナンスに非常に適した時期と言われています。そのため、工事の依頼も非常に多くなる時期と言えます。秋は、それなりに高い気温と、安定した天候が続くことで、塗装工事には非常に適した時期と言えます。最近では、冬場の寒さを和らげる目的で、屋根や外壁の断熱性を高める工事の依頼が増えています。

デメリットとしては、非常に工事の依頼が多い時期となってしまうため、工事日程の予約が難しいと言う点です。工事のしやすさで言えば、全季節の中で最も適していると言えるのですが、最近は秋が短くなっており、工事の予約が非常に難しいと言われています。実際に、夏の終わりごろに工事の依頼をした場合、実際の施工は冬に入ってから…なんてことも珍しくありません。どうしても秋に工事をしたいと考えている場合、夏の初めごろから業者と打ち合わせを進めておき、仕様などを決定していつでも工事に入れるような準備を行うのがオススメです。

冬にメンテナンスを行う場合

最後は冬場の住宅メンテナンスです。冬に関しては、地域特性も関係しますので、なかなか難しい部分があります。例えば、大阪市内など、真冬でもそこまで雪が降らないといった地域であれば、屋根や外壁の塗装なども問題なく進めることができます。冬は日照時間の短さや気温の低さを気にする方も多いのですが、空気が乾燥していますし、冬用の塗料が登場していますので、問題なく施工を進めることができるのです。特に、冬場は、窓を開けっぱなしにすることが少ないため、工事を進める際の臭いやホコリなどで生活に支障が出る…なんて心配がないのも大きなメリットです。ただし、冬場はかなり雪が積もる…と言った地域であれば、外装の工事は向いていないと言えるでしょう。

デメリット面に関しても、気候的な寒さがあげられます。冬用の塗料でも、施工可能な最低気温が決まっており、その日の状況によっては工事が進まないこともあるのです。また、日照時間が少ないうえ、朝一は霜が降りて表面が濡れてしまう…なんてことから、工事の開始時間が遅くなるなんてリスクもあります。つまり、他の季節と比較すれば、一日に施工できる範囲が少なくなるため、どうしても工事が長引いてしまう…というのが問題になるでしょう。

まとめ

今回は、住宅のメンテナンスを検討した場合、季節によってどのようなメリットとデメリットがあるのかについてご紹介してきました。ちなみに、どのような季節であれ、工事を行うことは可能ですので、「絶対にこの時期にしなければいけない!」ということはありません。

住宅のメンテナンスは、季節が最も重要なのではなく、適切なタイミングで必要なメンテナンスを行えているのかが大切になると考えましょう。もちろん、一般の方が住宅の状態を見ただけで正確に判断することは非常に難しいので、定期的に専門業者に点検してもらうようにするのが大切です。そうすることで、適切なタイミングでの修繕が可能になり、長く良い状態で家を維持することができるようになるはずです。

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