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屋根修理で足場は絶対に必要!その理由やお得な依頼方法をご紹介

屋根修理を行う際には、必ずといっていいほど「足場」が組み立てられます。決して安くはないこの「足場」、本当に必要なのだろうかと考えてしまう方もいらっしゃるようです。
足場は、修理を行う職人の安全を確保しなければならない法律に基づいて必要とされ、仮に法律に該当しない場合であっても、職人の安全や作業効率を考慮すると非常に重要な設備であるといえます。
今回は足場の必要性や種類、足場の設置をお得にする依頼方法について詳しくご紹介していきます。

屋根修理で足場が必要な理由

そもそも、なぜ足場がそこまで重要視されているのでしょうか?その詳しい理由から見ていきましょう。

1.職人の安全管理

高い場所で作業を行う時には、職人が落下して怪我を負ってしまわないよう、足場を設置することで安全性を大きく引き上げています。
また、足場の設置は法律によっても定められています。

【安全衛生法518条】

1.事業者は、高さが二メートル以上の箇所(作業床の端、開口部等を除く)で作業を行なう場合において墜落により労働者に危険を及ぼすおそれのあるときは、足場を組み立てる等の方法により作業床を設けなければならない。
2.事業者は、前項の規定により作業床を設けることが困難なときは、防網を張り、労働者に要求性能墜落制止用器具を使用させる等墜落による労働者の危険を防止するための措置を講じなければならない。】
(参考URL:中央労働災害防止協会・安全衛生情報センター

このように、足場の設置は法律で決められており、法律違反になるような工事をするわけにはいかないため、足場が必要となるのです。

2.屋根の修理を正確に行うため

屋根を修理する際には、屋根の細かい部分まで全てチェックし、修理のし残しがない状態にしなければなりません。また、屋根の不具合というのは平たい部分だけではなく、破風や淀、谷、棟といった細かい部分に発生することが大半です。そのため、屋根の隅々まで細かくチェックして不具合を確認します。
この不具合を確認する際、足場がないと細かい場所までたどり着くことができず、万全な屋根の修理とはなりません。屋根の修理を完璧に行うためには、自由に行き来できる足場が不可欠です。

3.近隣への配慮のため

屋根の修理を行う際、必ず「どの部分に不具合が出ているのか」という点検作業を行います。この点検作業をする時、水を使って検査を行うことがあります。これが、近隣トラブルの1つになり得るのです。
屋根に流した水が周囲に飛び散ってしまい近隣住宅の洗濯物や車を汚してしまったり、修理の際に発生した細かいゴミも散乱してしまうことがあります。対処法として、水やゴミの飛び散りを最小限に抑えるため、足場に飛散シートを張って防止し、余計な水分やゴミを飛ばさないようにします。
このように、屋根の修理は自宅を健康に維持するために必要ですが、近隣トラブルになってしまう可能性も捨てきれません。できる限りの防止策を施すためにも、足場を設置する必要があります。

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知っておきたい足場の「種類」

ここまで、足場の必要性について詳しくご紹介してきました。それでは、職人達が使う足場には、どのような種類があるのでしょうか?環境によって足場は変わってきますので、それぞれに適した足場を組むことが必要です。

くさび緊結式足場

「ブラケット」と呼ばれる金属でできた取り付け金具を組み合わせて設置する足場です。くさび緊結式足場はハンマーが1本あれば組み立てられるため、組み立てや解体が簡単で揺れにくく、作業もしやすいという利点があります。
ただし、足場を設置したり解体したりする時のハンマー音が大きく、ご近所から騒音の苦情が来る可能性があります。あらかじめ連絡しておく、挨拶しておくことが必要となります。

単管ブラケット足場

「単管パイプ」と呼ばれる長いパイプをブラケットで固定し組み立てる足場です。組み立てに必要なスペースが少ないため、塀と外壁の間が狭い場所で使われます。また、金具を使って組み立てる構造のため強風に強いという特徴があります。
デメリットとしては、設置に多少手間がかかること、かかる費用もくさび緊結式足場よりも若干高めです。

単管足場

鉄パイプだけで組み立てる屋根工事の足場です。2本のパイプでスペースを作るので足元が不安定で、安全性や作業しづらいのが欠点です。家同士が隣り合っていて狭く、くさび緊結式足場や単管ブラケット足場がどうしても使えない場合に使われます。

屋根足場

作業する屋根の傾斜が急だった場合、上記の足場に加えて屋根足場が組み立てられます。屋根の上に「井」の形になるよう足場を組み、それを利用しながら作業していきます。

屋根工事で足場を設置する際の注意点

足場は作業者である職人が使うもので、ご依頼主であるお客様が使うことはありませんが、いざ足場を組んで作業が始まるといくつもの悩みや問題が出てくることもあります。
お客様視点での、足場を設置する際の注意点を詳しく解説していきます。

生活への支障が出たら遠慮無く相談を

足場を設置すると、どうしても家の中が暗くなってしまう上に、窓を開けにくくなってしまいます。特に近年の新型コロナウィルスの影響で、換気ができないことを苦痛に感じてしまう方が増えてきています。
換気に関しては、足場のシートを一時的に外してもらう等の処置ができますので、業者に一度相談してみて下さい。
また、足場は金属製ですので、職人が足場を行き来する度に金属音が発生してしまいます。聞き慣れない音が日中ずっと聞こえてきますので、こちらも苦痛に感じる可能性があります。ただし、こちらは作業のために足場を行き来しているという理由のため解決が難しい騒音です。どうしても気になる場合は、作業中に自宅を留守にする等、できるだけストレスを溜めないようにしてお過ごし下さい。

防犯面をしっかり意識する

足場が設置されることにより建物の近くに行きやすい動線ができてしまい、外部の人が入ってきやすい環境となってしまいます。実際、足場を利用して空き巣に入られる被害が出ています。
防止するためには

・窓の施錠を必ず行う
・夜出かける時には照明をつけたまま出かける
・近隣に挨拶がてら注意喚起をする

といった対処法が有効です。

特に窓の施錠は防犯面において最も重要だといっていいポイントです。外出する時には必ず全ての窓をチェックし、小さい窓でも油断せずに必ず施錠するようにしましょう。次の項目にある照明等の対策は、空き巣の犯罪意識を低くすることで、空き巣が入りにくい環境をつくるものです。

また、近隣住民への挨拶がてらの注意喚起も忘れずにしておきましょう。万が一の際の、近隣トラブル回避にもつながります。

足場が必要な屋根工事一覧

これらの屋根工事は高さ2mを超える作業であり、足場の設置が必要です。

・屋根葺き替え
・屋根カバー工法
・屋根塗装・外壁塗装
・棟板金工事
・雨樋工事
・漆喰補修
・屋根葺き直し
・防水工事
・軒天の張り替え
・その他高所での作業

住まいるドクターでは、各施工で足場の設置をしております。また、お見積りも足場代込みでお出ししておりますので、ご安心ください。

お見積り依頼はこちらからお問い合わせください。

足場はほとんどの屋根リフォームで必要!オススメは「複数の工事まとめ」

建物の高さや屋根の形状にもよりますが、ほとんどの屋根工事で足場が必要になります。足場の価格は運搬・組み立て・解体を含めると約15~25万円と、決して安い価格ではありません。
しかも、大切なマイホームの屋根ですから、安全かつ高品質な工事をしてもらいたいですよね。
そこでお勧めしたいのが、「屋根工事の複数まとめ」。例えば、屋根塗装をしたら合わせて外壁塗装をしてもらうだけでも、費用の削減に繋がります。
他にも

・集中豪雨時に雨樋があふれそうになっていたから量の大きいものに変えたい
・軒天が傷んできたので張り替えて欲しい

といった工事もまとめて行うことが可能です。
「どこまで一気に依頼していいのかわからない」といった時は、ぜひ一度ご相談下さい。
屋根修理のプロ「住まいるドクター」がしっかりとプロ視点で、必要な工事を厳選させていただきます。

まとめ:安心・安全かつしっかりした修理のために、足場は必須です!

決して安くはない足場費用ですが、それだけ屋根修理の品質を決める重要な要素であることは間違いありません。職人と住人を守る安心や安全、そして品質の高い修理をしてもらうためにも、必ず足場を設置して作業を依頼するようにしましょう。
屋根修理のプロフェッショナル「住まいるドクター」は、お客様のお悩みを伺い、しっかりと向き合って誠実かつ確実や施工を行います。
ぜひと屋根修理の際には一度「住まいるドクター」にご相談下さいませ。

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