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ここでは屋根からの雨漏りの原因を6つご紹介いたします。雨漏りで今すぐにでも修理してほしいという方は、ぜひ以下のページからお問い合わせください!
今すぐに雨漏り修理をしてほしいという方はこちらからお問い合わせください。
防水シートは経年劣化します。材料によって違いますが、古いものだと平均で15~20年程度で劣化して裂けてしまい、そこから雨漏りを発生してしまうことが多いようです。
特に、今から30~40年ほど前の建売住宅で、なおかつ比較的材料費をかけずに作られている建物に一番多く見られます。
これらの一戸建ては、屋根材として「コロニアル(スレート材とも呼ばれる薄い板)」やコンクリート瓦、あるいはセメント瓦と呼ばれるような瓦を使っている家が多く、それらの屋根材の下に貼られている防水シートは比較的安価なものが使われています。
特にコンクリート瓦、セメント瓦に関しては塗装剤も防水の役割を果たしています。屋根の塗り替えメンテナンスを施していない場合は、築20年を過ぎたころから、かなりの量の雨が瓦を通して防水シートに到達している確率が高く、防水シートの劣化をさらに早めている可能性があります。
あまり考えたくない事例ですが、実際に存在します。新築時にメーカーが指定した施工方法を守らず建築し、雨漏りを起こしてしまう場合があります。
また、施工不良ではなく、設計士の知識不足からそもそも材料の選定を間違っている場合もあります。
「屋根の角度に合った屋根材を使用していない」というケースも散見されます。
その他にも、近年は異常気象が続いていて、雨の量が年々増加傾向にあります。古い建築基準で考えていると雨の処理が間に合わないことがありますので、近年の知識や技術を持った設計士に依頼しているかどうか、というのも非常に大切な部分です。
屋根の塗装やコーキング(屋根の隙間を埋める充填剤)は、できるだけ知識を持った業者に頼んで下さい。DIYの一環として自分でやってしまうと、雨漏りの原因となることがあります。
一番多いケースは、屋根を塗装しても雨水が逃げる箇所をきちんと作らず、屋根の中にどんどん雨が溜まって最終的に雨漏りしてしまう、というケースです。
この場合、最初は雨が溜まっていないので、何度か雨が降るまでは雨漏りがしませんが、数ヶ月後に突然雨漏りが酷くなる、というような現象が起こります。
これは素人が塗装やコーキングをするだけではなく、業者に依頼しても起こりうる事例です。自分でやらないのはもちろん、業者に依頼する際にもしっかりと知識と技術のある業者かどうか、見極めてから頼むことでトラブル回避につながります。
雨漏りのリスクを減らすためにおすすめ!
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雨漏りのことを考えると、採光のためのトップライト(天窓)は付けない方が無難です。トップライト本体の防水パッキンの寿命は10~20年ぐらいでそこから雨漏りしてしまう可能性がありますし、トップライト周辺の板金を使った、防水処理の施工不良による雨漏りの可能性も出てきます。
トップライトをつけるには、どうしても屋根に穴を空けなければなりません。その分だけ、雨漏りのリスクは確実に上がります。
とはいえ、屋根から採光しないと部屋が暗くなってしまう場合もあるでしょう。どうしてもトップライトをつけたいのであれば、取り付ける業者をきちんと選定して依頼して下さい。
雨漏りの可能性をしっかり考えている業者は、雨漏りが起きないように防水加工を二重にしておく等、雨の量が多くても対応できるような工夫を凝らして施工してくれます。
落ち葉等が雨樋のパイプ内に詰まり、あふれた水が屋根や壁から入ってくることがあります。雨樋の詰まりも、雨漏りの大きな原因です。
雨樋が詰まってしまうと、雨が当たる予定のないところに雨が集中的に降り注ぐことになり、そこから雨漏りを起こしてしまうのです。
特に台風や強風時に多いトラブルです。他にも稀ですが、近所でテニスをやっていたボールがたまたま雨樋に入り込んでしまった、鳥が葉っぱを持ち込んで詰まらせてしまった…等想像を超える事例もあります。
雨漏りを修理すると金額がそれなりにかかってしまいますが、雨樋の修理はそこまで費用はかかりません。年に1回程度は雨樋の掃除と点検をすることをお勧めします。
東日本大震災の後、災害で電気が使えなくなってしまった時の生活の不便さや、原子力発電のリスクが話題になったこともあり、政府は太陽光発電で得た電気の固定価格買取制度(FIT制度)を制定しました。
そのことにより、太陽光発電は「投資商品」にもなり、2012年から数年の間で一気に広がっています。
ただし、雨漏りのリスクまで考えは及ばなかった方が多く、雨漏りや屋根への負担リスク等をきちんと確認しないまま、太陽光発電商品はどんどんと市場に出されていってしまいました。
その結果、太陽光発電システムを載せている戸建ては、載せてない場合と比べて雨漏りのリスクが何十倍にも上がっている可能性があります。
太陽光発電システムを載せるために屋根に穴を空けた家に関しては、空けた部分の防水剤の寿命がそのまま雨漏りしない期間になってしまいます。
2015年からは屋根に穴を空けないで取り付けられる仕組みが普及してきたためリスクは減ってきましたが「屋根が重くなる」ことには変わりありません。屋根のリスクも含めた上で総合的に太陽光発電システムを搭載するかどうか検討する必要があるといえるでしょう。
雨漏りが起きた時の応急処置として2つの方法をご紹介いたします。
雨や台風で急に雨漏りが始まった場合は、とりあえず水を受け止めるバケツの容器を用意し、床の濡れを防ぎましょう。できればビニールシートを下に敷いておくと、飛び散った水が床に落ちなくて済みます。バケツがなければ洗面器でも代用できますが、洗面器は縁が低いため水が飛び散りやすくなります。洗面器で受け止める場合には必ずビニールシートと一緒に使いましょう。
床よりも難易度は上がりますが、家への被害が最小限で済むのが「屋根裏で雨漏りを受け止める」方法です。屋根と天井の間の空間に以下のものをセットします。
濡れている部分を雑巾で拭き、ビニールシートを敷いて衣装ケース等の大型容器を雨漏り部分にセットします。この方法であれば、居室内にバケツを並べることなく、スマートに雨水を受け止められて便利です。
衣装ケース程度の大きさがあれば、しばらく水を捨てる必要もありません。受け止める容器は「できるだけ大きいもの」と覚えておきましょう。
やってほしくない応急処置の方法についてご紹介いたします。
「雨漏りぐらい自分で直せる」とホームセンターで道具を買い揃え、ご自身で修理しようとする方を多く見かけます。インターネットの動画で見ていると簡単に修理しているように見えますが、雨漏りの箇所や原因によっては全く的外れな修理になりかねません。
屋根からの雨漏りの場合は、防水シートのずれや劣化、破損が主な原因です。雨漏りしている箇所だけを補修しても根本的な解決にはなりません。さらに、その穴を塞いでも、必ず別の部分から雨が侵入してきます。総じて屋根全体を徐々に腐食させ、家の寿命を縮めることになってしまうかもしれません。
雨漏りの補修道具は、プロが使ってこそ本来の力を発揮します。雨漏りを再発させないためにも、DIYはしないでおきましょう。
台風や大雨で雨漏りをすると、脚立とブルーシートで屋根に上り、かぶせて雨漏りを止めようとする方がいますが、こちらもお勧めできません。
まず、非常に危険です。屋根の上は晴天でも足場が悪く歩きにくくなっています。その上に雨で濡れていて歩き慣れていない人が歩くと、転倒して転げ落ちてしまいます。
さらに、屋根の上をむやみやたらに歩くと、瓦やスレート等の屋根材を踏んで割ってしまう危険性もあります。その下の防水シートを破ってしまったら本末転倒です。
雨が降っている最中のブルーシートは、怪我の元になる上に雨漏りを助長させる要因になりかねないので、やめておいた方が無難です。
確実に雨漏りを直すなら、雨漏りは専門修理業者に依頼したほうが良いです。雨漏り修理についてお困りでしたら、住まいるドクターにお任せください。雨漏り修理について詳しく知りたい方は「サービス一覧の雨漏り・雨樋修理工事」をご覧下さい。
ここまで雨漏りの原因と一時的な応急処置法、やって欲しくない対処法について解説してきました。しかし、何よりも重要なのは、応急処置が終わったら「すぐに専門業者に連絡すること」です。
築10年以内の建物であれば「瑕疵担保責任」という法律の仕組みが適用され、建築したハウスメーカーや工務店が無償で修理をします。築10年以降の建物であれば、必ず「雨漏りに強い屋根修理専門店」に連絡をして下さい。
弊社「住まいるドクター」は、屋根修理のプロとして、お客様に最適な修理方法を明朗会計でご提案させていただきます。ぜひお気軽にご相談下さいませ。
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