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外壁塗装をご検討中の方が、絶対におさえておきたい『塗料』の基礎知識!

今回は、住宅のメンテナンスとして絶対に欠かすことができない『外壁塗装』について、一般の方がイマイチ理解できていない『塗料』の基礎知識について簡単にご紹介していきたいと思います。

建物の外壁や屋根というものは、家の中に住む人を紫外線や風雨から守るという役割りを持っています。そのため、これらの部位は、常に紫外線や風雨の影響を受け続けることになり、皆さんが考えている以上に劣化が早い場所と言えるのです。そのため、住宅を長く良い状態で保つためには、定期的な外壁塗装が必要不可欠と言われているのです。ちなみに、住宅メンテナンスの主役とも言える外壁塗装は、使用する塗料によってその頻度が変わるのですが、一般的に7~10年程度に1度の頻度で行うのが良いとされています。

しかし、いざご自宅の外壁塗装が必要になった際には、「どの塗料を選択すれば良いのか分からない…」と困ってしまう方が多いようです。というのも、近年では外壁塗装に使用される塗料の種類が非常に増えており、さらに選択する塗料によって価格はもちろん、得られる機能や耐用年数が変わってしまうということもあり、自分の家に最適な塗料がどれなのか、素人ではなかなか判断できない…状態になっているのです。
そこで今回は、外壁塗装や屋根塗装などに使用されるさまざまな塗料について、それぞれの特徴や選ぶときにポイントをご紹介していきたいと思います。

塗装工事で良く使用される塗料の種類と特徴

それでは、現在国内の塗装工事で利用されることがあるさまざまな塗料のタイプとそれぞれの特徴を簡単にご紹介していきましょう。DIYが流行している近年では、ホームセンターなどでも外壁や屋根用の塗料が販売されています。そのため、こういった塗料を購入し自分で塗装工事を行えば、住宅のメンテナンスコストを抑えられる…と考えている方は多いです。

しかし、注意が必要なのは、ホームセンターなどで販売されている塗料に関しては、素人でも簡単に取り扱えるようにと考えて作られたもので、プロの塗装職人が使用する塗料と比較すると、その性能が圧倒的に低くなってしまいます。したがって、これらを使用して本格的な外壁・屋根の塗装が自分で出来るとは考えない方が良いですよ。基本的には、趣味で屋内の塗装を行う、犬小屋などの塗装を行うなどに利用する塗料と考えておきましょう。

代表的な塗料のタイプとそれぞれの特徴

一口に「外壁塗装」と言っても、使用される塗料はさまざまです。外壁塗装は、外壁の劣化状況による補修内容や足場などに関しては、専門家が必要と判断する場合、消費者側の意見で覆すことができません。しかし、使用する塗料に関しては専門家のアドバイスのもと、消費者側の意見を反映させることができるのです。
外壁塗装に採用する塗料は、どれを選択するのかによって得られる機能や特徴、工事にかかるコストなどが大きく変わってくるため、塗料のタイプにより異なる特徴は絶対におさえておきましょう。

  • ウレタン系・シリコン系一般塗料
    最も一般的な塗料で、施工単価もお手頃なタイプです。耐用年数は、5~7年程度と近年人気の機能性塗料と比較すれば短いです。なお、このタイプは遮熱や断熱など、塗装による特別な効果はありません。
  • シリコン系遮熱塗料
    現在最もスタンダードな塗料と言われているのがシリコン系塗料です。耐用年数が7~10年程度と、比較的長くなっていますので、非常にコストパフォーマンスが良いと選ばれることが多いのです。なお、遮熱効果がついたものなども販売されています。
  • フッ素系(遮熱)塗料
    フッ素系塗料は、耐用年数が10~15年程度と、長持ちするのが特徴です。さらに、高い防水性や親水性を持っており、外壁についた汚れをセルフクリーニングしてくれるなど、その機能性も人気の理由です。ただし、上述の塗料よりも施工単価が高くなります。
  • 無機系(遮熱)塗料
    非常に高い耐久力を持っているのが無機系塗料です。施工単価は、最も高いのですが、耐用年数が15年以上と長持ちしますので、住宅のメンテナンススパンを伸ばすことができ、長期的に見ると安価に家の維持が可能です。

塗装工事に使用される塗料は、上記のように耐用年数や施工単価に違いがあるのです。さらに最近では、選択する塗料によって断熱や遮熱、長く美観を保ってくれるなど、さまざまな効果をもたらせてくれる機能性塗料まで登場しています。したがって、自分が欲しい機能や耐久力と施工単価の違いによる費用対効果などをよく考えて選択しなければいけないのです。
なお、外壁塗装と屋根塗装に関しては、どちらも足場の組み立てが必要になります。したがって、個別に行うのではなく、同時に行った方が住宅のメンテナンスコストを節約することができます。基本的に屋根の方が劣化が早くなりますので、外壁と屋根の塗装を同時に行う場合には屋根の塗料をワンランク上のものにするようにしましょう。

塗料選びの注意点について

それでは、実際にご自宅の塗装工事を検討している方が、塗料選びをする際に注意しておきたいポイントをご紹介していきましょう。外壁塗装は、住宅メンテナンスの中でも高額な部類に入りますので、できるだけ安く工事をしたいと考える方が多いです。しかし、安さばかりに注目してしまうと、耐用年数が短くてすぐにまた塗装工事が必要になる…など、コストパフォーマンスが悪くなってしまう危険があるのです。
塗料選びを進める時には、以下のポイントに注意しましょう。

塗料の耐久力について

塗装工事に使用される塗料は、さまざまな成分で構成されています。そして、その中でも塗膜の主成分となる樹脂のタイプによって塗料の耐久力が大きく違ってくるのです。この部分は、再塗装のスパンに直結しますのでしっかりとおさえておきましょう。

例えば、上述した塗料の特徴を見ていただければわかりやすいのですが、最も耐用年数が短いアクリル塗料と無機系塗料では、その耐用年数が3倍近くも変わってくるのです。わかりやすく説明すると、同じ家に25年住むことを考えた場合、アクリル塗料であれば、3回の外壁塗装工事が必要なのに対し、無機系塗料であれば1回で済むという訳です。もちろん、塗料の単価はアクリル塗料の方が安いのですが、何回も塗装工事をすることを考えると確実に無機系塗料の方がコストパフォーマンスが良くなるでしょう。
つまり、外壁塗装後に何年その家に住むのか?ということも考えて塗料選びをする必要があるのです。

塗料の機能性について

外壁塗装というものは、建物の美観保持が主な目的だと考えられるでしょう。しかし、近年の塗装工事では、美観保持だけでなく、外壁自体にさまざまな機能性を持たせて、より快適な居住空間を実現できるような物があるのです。
塗装工事によって、住宅の快適性を上げたいと考えているのであれば、塗料によって得られる以下のような効果もきちんとおさえておきましょう。

  • 遮熱機能
    外壁塗装よりも屋根塗装として人気なのが『遮熱機能』です。金属屋根が増加した近年では、夏場の強い日差しで屋根表面が熱せられ、表面温度が80℃近くまで上昇することもあるのです。そしてこの屋根の熱が室内に伝わることで、エアコンの稼働効率を下げてしまうのです。塗装による遮熱機能は、屋根表面の温度上昇を防ぎ、室内に伝わる熱を少なくする効果が得られます。これにより、夏場の空調費削減や快適な住空間の実現が目指せるのです。
  • 断熱機能
    遮熱と混同されがちですが、断熱は全く別物です。断熱機能は、太陽光からの熱源を塗膜にため込むことで、室内に熱が伝わりにくくする機能を指しています。断熱機能は、熱の移動を最小限に抑える効果が得られますので、夏場の暑さ対策だけでなく、冬場の暖かい室内の空気が外に逃げなくなるなど、1年中快適な住空間を実現できるものです。
  • 高耐久機能
    一般的に、塗膜の効果が15年以上続くものを『高耐久塗料』と呼びます。この機能は非常に単純で、屋根や外壁の塗装サイクルを遅らせることができ、長期的に見ると建物のメンテナンスコストを下げることができるのです。
  • セルフクリーニング機能
    最近人気なのがセルフクリーニング機能です。これは、高い親水性を持った塗料で、外壁についた汚れを雨水などで勝手にきれいにしてくれる効果を持つ塗料です。特に外壁のお掃除をしなくても、勝手に美観を保ってくれるため、非常に便利です。

このように、塗料にはさまざまな機能を持つものがあるのです。したがって、ご自身が外壁塗装を行う時には、ご自宅に欲しい機能がなにかもよく検討すると良いでしょう。

まとめ

今回は、ご自宅の外壁塗装をご検討中の方が、絶対におさえておきたい塗料の基礎知識についてご紹介してきました。この記事でもご紹介したように、外壁塗装に採用する塗料は、どれを選択するのかによって、施工にかかるコストや得られる機能、耐用年数などすべてが違ってきてしまうのです。

塗装工事は、それなりの費用がかかる工事になってしまいますので、「できるだけ安く!」ということに注目し、塗料選びを進めてしまう方が多いです。しかし、安い塗料というものは、当然その機能や耐用年数が短くなってしまうため、その場だけなら安く見えても中長期的な視点に立つと、結局高くついてしまう…なんてことになるのです。
最近の塗料は、本当に高機能化が進んでおり、耐用年数も長くなっていますので、長期的な住宅メンテナンス計画を立てて塗料選びを進めるのがオススメですよ!

外壁塗装診断士


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