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意外と放置されがちな屋根塗装。塗装の劣化は雨漏りにつながるので塗料ごとの耐用年数はおさえておこう

今回は、屋根メンテナンスの中でも、その重要度の高さのわりに見落とされてしまうことが多い『屋根塗装』についてご紹介していきたいと思います。住宅の屋根に使用される屋根材については、古くから国内で愛されてきた瓦のイメージが強いのですが、近年では新築・屋根リフォーム両面で瓦は敬遠される傾向にあります。これは、土を焼き固めて作られるという瓦の素材的特徴で、どうしても重い屋根材になってしまうことから、建物の耐震性能に悪影響を与えるという情報が出回っているからです。

瓦が敬遠されるようになった近年では、より軽量なスレート屋根や金属屋根の人気がどんどん高くなっています。これらの屋根材に関しては、洋風建築の様な外観デザインにも非常に相性が良いことから、デザイン的な面でも高い人気を得るようになっています。特にスレート屋根に関しては、施工性の高さや施工費の安さから、新築業界でトップシェアを誇るようになっているなど、これから家を建てようと考えている方にとって、非常に身近な屋根材と言えるかもしれません。しかし、さまざまなメリットがある一方で、スレート屋根や金属屋根を採用した場合、メンテナンスとして定期的な屋根塗装が必要になるということを忘れてはいけません。特にスレート屋根の場合は、屋根材自体が防水などの機能を持つのではなく、表面に施される塗料が各種機能をもたらせているものなのです。そしてこの塗料に関しては、採用する塗料によって耐用年数が決められており、塗膜の効果が切れる前に再塗装が必要になるのです。
この記事では、住宅メンテナンスの一つである屋根塗装に関して、最も効率よく再塗装を行うため、各塗料ごとの特徴や耐用年数についてご紹介したいと思います。

雨漏りを防ぐには塗料の耐用年数を知るのが大切!

どのような物にも『寿命』があるように、私たちを風雨から守ってくれる住宅屋根にも耐用年数というものが設定されているのです。特に住宅の屋根については、常に紫外線や風雨にさらされ続ける場所となりますので、大きな外的要因が無い場合でも日々徐々に劣化が進行してしまうことになります。そのため、屋根メンテナンスを放置してしまい、『耐用年数』が過ぎてしまうと、致命的な劣化が表面化してしまい、雨漏りなどの問題が発生するのです。

それでは、屋根における耐用年数は何を押さえておけば良いのでしょうか?多くの方は、屋根材メーカーが設定している、瓦やストレート材などの屋根材自体の耐用年数は気にしているかもしれませんが、スレート屋根などに施工されている塗料の耐用年数については見落としてしまっているのではないでしょうか?上述したように、スレート屋根というものは、屋根材自体は防水などの機能を持っておらず、表面に施される塗料によって各種機能が得られているのです。つまり、この塗料が寿命を迎えてしまうと、本来屋根が持つはずの機能がなくなってしまい、雨漏りなどを引き起こしてしまうのです。
塗料における『耐用年数』は、屋根に塗布される塗膜の効果や機能が十全に発揮できる期間のことを指しています。そして、塗料にもいろいろな種類がありますので、自分が採用している塗料の耐用年数を押さえておかなければ、いつの間にか塗膜の効果が切れてしまい雨漏りが…なんてことになるのです。
以下で、代表的な塗料の種類とそれぞれの耐用年数をご紹介しておきますので、ぜひ覚えておきましょう。

① アクリル塗料

まずはアクリル塗料です。この塗料は非常に単価が安いということが特長で、短期間で塗り替えを行うような建物の適した塗料と言われています。ただし、安価な分機能的には決して優れているとは言えず、耐久力があまり高くなく汚れやすいという弱点を持っています。一般的なアクリル塗料の耐用年数は「5~7年程度」と、非常に短いスパンで再塗装が必要になります。

② ウレタン塗料

ウレタン塗料は、登場した当初、施工性の高さや汚れへの強さが注目され、非常に高い人気を誇りました。しかし、その後より高性能なシリコン塗料が登場してからは、アクリル塗料より高く、シリコン塗料よりは機能が劣っている…という非常に中途半端な存在に陥ってしまい、現在ではあまり人気がありません。ウレタン塗料の耐用年数についても「6~8年程度」と、アクリル塗料と大差がありません。

② シリコン塗料

シリコン塗料は、非常に費用対効果が高い塗料として、現在の塗装工事業界では高い人気を誇っています。一般的な耐用年数は「10~13年程度」と、上述した2つの塗料よりも圧倒的に長くなっています。しかし近年では、シリコン塗料よりも長い耐用年数を持つ高機能な塗料が登場しており、それらに徐々に押されている感じです。

④ 光触媒塗料

非常に高機能な塗料としてどんどん人気が高くなっているのが光触媒塗料です。この塗料は、太陽光が当たることによって表面に付着した汚れを分解し、雨水などセルフクリーニングしてくれるなど、非常に高い機能を持っている事が特長です。耐用年数に関しても「15~18年程度」と非常に長持ちします。ただし、高機能な分、どうしても単価が高くなってしまうのは覚悟してください。

⑤ その他機能性塗料

上記以外にも、フッ素系塗料、遮熱塗料、断熱塗料などがあり、それぞれが特別な機能を持つ塗膜を形成します。どの塗料にしても、単価は割高になってしまうのですが。優れた機能と長い耐用年数を持っています。一般的な機能性塗料は「15~20年程度」の耐用年数を持っています。

塗料選びは『単価』と『耐用年数』を総合的に考えて!

ここまでの説明で分かるように、屋根や外壁に採用する塗料に関しては、採用する塗料によって耐用年数(寿命)が大きく異なるのです。例えば、最も耐用年数が短いアクリル塗料と機能性塗料を比較した場合、その寿命が3倍以上違ってくるわけです。
耐用年数だけに注目した場合には、やはり長い耐用年数を持つ塗料を選びたいと考えるものですが、そこには『材料の単価』という問題が立ちはだかってしまうのです。上述した塗料ごとの特徴でも少し触れていますが、屋根や外壁に採用する塗料というものは、耐用年数が長く高機能なものほど高額になってしまい、施工費が高くなってしまうのです。

それでは、実際に自分の家に採用する塗料を選ぶときには、何に注目して塗料選びをすれば良いのでしょうか?屋根塗装や外壁塗装というものは、住宅リフォームの中では高額な部類の工事になりますので、誰もが安く抑えたいと考えることでしょう。例えば、施工費だけに注目して「より安く塗装工事がしたい…」と考える場合には、最も単価が安いアクリル塗料を選択することになります。しかし、中長期的な視点で考えると、この選択が安いとは決して言えないのです。上述しているように、塗料には耐用年数というものがあり、安い塗料の場合、頻繁に再塗装が必要になるのです。例えば、耐用年数が5年の塗料と15年の塗料で比較してみると、20年間同じ家に住む場合、前者は4回再塗装が必要になるのに対し後者は1回の再塗装で済むわけです。
塗装工事には足場の組み立てにかかる費用などがありますので、いくら材料単価が安くても、頻繁に再塗装が必要になれば総額は確実に高くなってしまいます。つまり、ご自宅に採用する塗料を選択するときには、『単価』だけに注目するのではなく、20年以上先を考えたメンテナンススパンのことも総合的に考えるようにしましょう。

塗料の単価の安さは確かに魅力的に映りますが、耐用年数の長さや塗料が持つ機能性にもきちんと注目し、より安価に住宅のメンテナンスをするためには?という視点を持ちましょう。

まとめ

今回は、住宅の塗装工事に採用する塗料について、塗料の種類とそれぞれの耐用年数をご紹介してきました。近年では、施工性の高さや軽量さから、スレート屋根を採用する方が非常に増えています。スレート屋根は、豊富なカラーバリエーションが用意されており、デザイン性の高い住宅が実現できる点も人気の理由なのですが、屋根材自体が防水などの機能を持っているわけではなく、表面の塗装が防水や断熱、遮熱などの機能を持つのです。

そして、スレート材に施されている塗料に関しては、紫外線や風雨の影響で徐々に劣化が進行してしまい、定期的に塗装のやり替えが必要になるのです。屋根の塗装などは、外観の見た目上の問題と考えてしまう方が多く、本来再塗装が必要な状態になっているのにもかかわらず、メンテナンスを放置されてしまうことも少なくありません。しかし、この記事でご紹介したように、屋根の塗装は、雨漏りを防ぐためにも非常に重要なものとなりますので、きちんと塗料の耐用年数をおさえて、寿命が来る前に再塗装工事を入れるようにしましょう。

屋根の状態を良好に保っていれば、それだけ建物内に水が浸入するのを防げますので、建物の寿命を延ばすことにもつながるはずです。


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