屋根修理・雨漏り修理・葺き替えの住まいるドクター関西全域(京都・奈良・大阪・兵庫・和歌山・滋賀対応)
皆さんは、「雨漏り被害」と聞くとどのような症状をイメージするでしょうか?住宅の雨漏りに関しては、テレビドラマやマンガなどでも表現されることが多く、天井などからポタポタと水が落ちてきて、生活に支障をきたす…といったものだと考えてしまっている人が多いのではないでしょうか?確かに、天井から水が落ちてきているということは、確実に雨漏りしている証拠でもあるのですが、雨漏りの症状はこれだけではないのです。それどころか、天井から水が落ちてくるなんて場合は、長らく雨漏りに気付けず、症状がかなり悪化してしまっている証拠なのです。
住宅で発生する雨漏りというものは、台風などの自然災害で屋根材が吹き飛ばされてしまった…などと言ったもの以外であれば、雨のたびに少量の水が侵入し徐々にその被害が進行していってしまうものです。したがって、天井から水が…となるよりもかなり前から水が侵入し、さまざまな場所を劣化させてしまっている場合が多いのです。そのため、雨漏りを長らく放置したことで、気付いたときには雨漏り修理では対応することができず、葺き替え工事などで屋根を丸ごと直さなければならない…なんてことになる場合も珍しくないのです。
しかし、普段の生活の中でも雨漏りに注意しておけば、深刻な被害が生じてしまう前に修理することが可能になることもあります。そこでこの記事では、住宅に生じる雨漏りのサインをご紹介しておきたいと思います。以下でご紹介する症状が確認できた場合、早急に専門業者に点検してもらうのがオススメです。
それでは、普段の生活の中で見逃してはいけない雨漏りのサインをご紹介していきましょう。天井から水がポタポタ落ちてくる…といった症状であれば、すぐに雨漏りが発生していると判断でき、修理業者に連絡する事ができます。しかし、住宅で起こる雨漏りに関しては、このように目に見えて「雨漏りしている!」とわかりやすい物ばかりではないのです。
したがって、住宅の良い状態を長く保っていきたいと思うのであれば、住宅に生じた不具合をまだ小さなうちに気付いてあげ、早期に修理してあげられる体制を作っておくのがとても大切になるのです。そのためには、どういった症状が出た時に「雨漏りかも…?」と疑えば良いのかを知っておかなければいけません。ここでは、住宅内に生じる雨漏りのサインと、外装部分に生じる雨漏りのサインをご紹介しておきます。
まずは、住宅内のサインからです。普段の生活の中でも、注意深く確認しておけば、雨漏りを早期発見することが可能です。以下のような症状がある場合には、どこかで雨漏りが発生しているかも…と考えましょう。
住宅内に上記のような症状が出ている場合、雨漏りを疑った方が良いでしょう。天井や外壁に雨染みの様なものができている場合、高確率で雨漏りが始まっており、放置するとそのうち天井から水が落ちてきます。また、雨漏りが始まっている場合、室内の湿気が高くなってしまいますので、カビの繁殖を招いてしまう危険があります。室内でカビが大量に繁殖してしまうと、お子様のアレルギーを発症させてしまったり、ご家族の健康被害にまでつながりかねません。
できるだけ早く専門業者に連絡し、点検・修理をしてもらうようにしましょう。
次は、住宅の屋根が外壁など、外装部分に生じる雨漏りのサインです。屋根や外壁というものは、住宅内に住む人を風雨から守るためのものとなりますので、これらに何らかの問題が生じてしまうと雨漏りにつながるのです。
したがって、普段の生活の中で、こういった部分に劣化症状が出ていないか、小まめに確認しておくのがオススメです。外壁と屋根は、常に紫外線や風雨の影響にさらされ続けていますので、台風や地震などといった大きな外的要因が無い場合でも、日々徐々に劣化が進行しているのです。
以下のような症状がある場合は、既に雨漏りが始まっている危険がありますので、できるだけ早く専門業者に連絡し点検してもらうのがオススメです。
上記のような症状がある場合、既に雨漏りしている可能性があります。雨漏りが発生していない場合でも、外装部分が劣化していることに間違いありませんので、いつ雨漏りしてもおかしくありません。雨漏りしてしまうと、関係ない場所にまで水が回り、さまざまな場所の劣化を速めてしまうことになります。したがって、雨漏りが発生していない場合でも、修理するのがオススメです。
雨漏りは、発生してから修理するのもだと考えているかもしれませんが、本来は「雨漏りする前に補修する」ことが非常に重要で、そうすることで建物の寿命を延ばすことができるのです。
雨漏りが起きる原因は大きく3つあります。
一つ目は家の設計や施工に問題がある場合です。この場合は、新築にも関わらず雨漏りが発生することが多くあります。
瑕疵担保責任となり、無償で対応してもらえるので、すぐに住宅販売会社に連絡しましょう。
二つ目は劣化によるものです。屋根や壁の材料・防水材が劣化すると、表面に隙間が生じて雨漏りが発生します。10年以上経過したあたりから発生することが多くあります。
三つ目は台風や強風雨による災害発生に伴う雨漏りです。この場合は、保険が適用できることがありますので、保険会社や屋根修理のリフォーム会社にも確認をしてみましょう。
今回は、住宅の雨漏りについて、天井からポタポタ水が…などと言ったように、目に見える症状が無い場合でも雨漏りを疑った方が良いサインについてご紹介しました。この記事でご紹介したように、住宅で発生する雨漏りというものは、何も目に見える症状のものだけでなく、屋根裏や外壁の内部など、目に見えない位置で徐々に進行している場合があるのです。目に見えない雨漏りに関しては、知らないうちにさまざまな場所に水が回ってしまい、気付いたときには建物の建て替えが必要になる…なんてことになりかねません。
しかし、目に見えない雨漏りについても、注意深く確認しておけば、いろいろなサインを出してくれているのです。この記事でご紹介したような雨漏りサインが確認できた場合には、できるだけ早く専門業者に点検を依頼するのがオススメです。何度も言うようですが、雨漏りというものは、本来発生してから対処すべきものではなく、未然に防ぐにはどうすれば良いのかという視点を持つのが最も大切なのです。
なお、自分でなかなか判断できない雨漏りサインなどもありますので、台風などの自然災害後には必ずプロに点検してもらうようにする…など、定期的な住宅メンテナンスを行う体制を作るのが最もオススメです。